XY ポケモン 環境

ポケモンカードゲームxyシリーズのまとめです。 今冬のポケットモンスターサン・ムーンの発売に伴い、今までのメインレギュレーションであったxy環境が終焉を迎え、新たにsmシリーズに推移しようとし … xyが発売されてから1か月が経ちました。 第6世代の現在のレート環境はどうなっているのでしょうか? ① かくとう タイプが死んでます。 理由は言わずもがな、 ファイアロー と フェアリータイプ の台頭です。 キノガッサは虫の息。 当ブログは、ポケモンカードの現行プレイヤーである管理人が運営する「イーブイズの小屋」です。 ポケモンカードゲームXYシリーズのまとめです。 今冬のポケットモンスターサン・ムーンの発売に伴い、今までのメインレギュレーションであったXY環境が終焉を迎え、新たにSMシリーズに推移しようとしています。筆者はXY6近辺からポケモンカードを始めた新参ですが、それでも密度の高い環境だったと思います。トーナメントレベルのメタゲームを考えるようになったのはごく最近ですが、SM環境になってしまう前に、XY環境がどのように移ろいでいったかを各拡張弾と共に簡単に振り返っておこうと思います。XY環境の始まり。新要素であるM進化の実装をはじめ、【あくのツメ】の上位互換である【ちからのハチマキ】、使いやすい【はかせのてがみ】の他、【ミュウツーEX】の再来とも言える【イベルタルEX】が登場してBW期以上のパワーインフレを起こしました。【ミュウツーEX】カードゲームだった当時の環境にぶっ刺さる、【いかくのたてがみ】を持つ【カエンジシ】が登場しました。また、今日の必須サポートである【フラダリ】が収録され、弱体化した【ポケモンキャッチャー】のお株を奪う強カードとなりました。同時に、構築済みデッキとして【リザードンEX】【鍛冶屋】も登場し、全体的に炎タイプが強化された弾だといえます。公式大型大会の【リザードンメガバトル】ではまだまだBW期のカードが多く、【イベダーク】など新規カードを取り入れたデッキもいましたが、【レックビール】や【プラズマキュレム】などが上位を占めていました。新規カード【コルニ】【ストロングエネルギー】【きあいのタスキ】によって闘タイプが超強化されました。また、【ガマゲロゲEX】の登場によってグッズロックが環境トップに押しあがる形となりました。公式大型大会【バトルフェスタ2014】では、決勝で【ガマゲロゲEX】同士が殴りあう試合となり話題となりました。【フラダリの奥の手】によるライブラリアウトの事実上衰退をはじめ、【ソーナンス】【クロバット】【次元の谷】【ミステリーエネルギー】の登場で超タイプが強化されました。【ソウルリンク】【MライボルトEX】などの登場により、ひと回り大きいHPでの殴りあいが増えるようになりました。また、構築済みデッキとして【ハイパーメタルチェーンデッキ】が販売され、【ギルガルドEX】や【バトルサーチャー】などゲームスピードが大きく加速しました。各種【古代能力】の実装、【ゲンシカイキ】によるHPインフレを筆頭に、【サイレントラボ】【センパイとコウハイ】の他、後の世界制覇デッキ【カメケル】のパーツ【アオギリの切り札】【ダイブボール】など強力なトレーナーズが多く収録されました。特に、【ゲンシグラードン】は相性の良いソーナンスと組み合わせて環境で猛威をふるいました。また、「ポケモンスクラップ」の封入により、カードプレイヤー以外にも売り上げが見込めるようになりました。【シェイミEX】の収録により一部店舗では品切れが相次ぐ大ヒット商品になりました。また、【スカイフィールド】【トレーナーズポスト】【MレックウザEX】によるソリティアデッキが誕生し、白レックが環境の中心に居座るようになりました。この頃はスピードのないデッキにほとんど人権はありませんでした。公式大型大会【レックウザメガバトル】では【白レックウザ】の台頭に伴い【ライチュウ(XY1)】【ソーナンス(XY4)】【ガマゲロゲEX】によるメタゲームが形成されており、上位にレックウザがいない結果となりました。【フーパEX】の登場により白レックがさらに暴れる結果となりました。白レックに対抗するために【ライチュウ(XY1)】が再評価され、【ゲンシグラードン】に強い【ビークイン】【Pzリーフィア】などと合わせてメタゲームが形成されました。他にも【ギラティナEX】【レジアイス】【色の消えた街】などM進化ポケモンに対して向かい風となる環境でした。また、【フラダリの奥の手】が禁止になったことから【よるのこうしん】が本格的にトーナメントデッキに進出するようになりました。【巨大植物の森】による【ダーテング】騒動、【ラフレシア】の実装によるロックデッキの増加など、環境が激変する要素が多かった弾です。【BREAK進化】の実装による進化デッキプッシュ、【パラレルシティ】による白レックウザの更なるメタが進みました。また、【ゾロアーク】【エルレイド】と進化デッキを後押しする強力な進化ポケモンが登場し、EX中心のたね環境から逸脱しました。公式大型大会【バトルフェスタ2015】では、【ライチュウバット】【ルカリオ+ガラガラBREAK】【エルレイドゾロアーク】など進化ラインを搭載したデッキが上位を占めていました。【ピーピーマックス】【時のパズル】【闘魂の廻し】など有用なトレーナーズが多く収録されました。ここから【よるのこうしん】が一気に環境トップに躍り出る形となります。一方で【ゲッコウガBREAK】【オーロットBREAK】およびそのたね進化の収録により、後の2大勢力が誕生しした弾となりました。【ゲノセクトEX】による鋼デッキの流行、【MフーディンEX】の実装に伴う【オーロット】の増加、【ミュウ】による【よるのこうしん】の強化など、既存のデッキを強化するポケモンが多く登場しました。また、構築済みとして【ジガルデEX】【メレシーBREAK】が登場し、闘タイプが再び環境に上がってくるようになりました。新ギミック【デュアルタイプ】の追加、【ボルケニオン】【ボルケニオンEX】による炎タイプの勢力が増加しました。強化の少なかったフェアリーにも【MサーナイトEX】【ゼルネアスBREAK】といったカードプールが増え、すべてのタイプにチャンスのある環境が完成しました。書いてて思ったんですけどめちゃくちゃ濃い環境でしたね。トーナメントレベルの話をすると、トップ層はやはりメタゲームを読み切って結果を出してる感じがします。新たに環境が変わって強くなったデッキに対してメタを張って、対策が刺さった人が勝ち進んでいる、という印象を受けました。また、各拡張弾が登場するたびに必ず強化されるタイプがあり、最終的にどのタイプを主軸にしても強いデッキが組めるという環境に落ち着いたゲームデザインの秀逸さは流石だなと思いました。XY環境は思い入れがありとても好きです。SM環境も楽しんでいこうと思います。