自己pr 責任感 新卒
ポイント 学生時代のアルバイトの経験も、就活を行う際には十分に自己prの材料になることはご存知でしょうか。一見。役立ちそうには思えない事柄ですが、しっかり活用すれば、アルバイトの経験をうまくアピールし、自分の能力を自己prすることが出来るんです。 社会人として数年の経験を積み、自分の強みや長所などを棚卸しされている時期かもしれません。そこでよく迷うのが、履歴書の自己PR欄に何を書くかだと思います。ちなみに自己PRで書かれることが多いのは、「責任感」の強さについてです。実際、責任感のある人は、安心して仕事を任せられるため、企業から見ても好印象に映ります。ただ、責任感をアピールする人材は多いため、ライバルが多いのも事実。そこで今回は、自己PRにおいて「責任感の強さ」を魅力的にアピールする方法をご紹介します。そもそも「責任感が強い人」とはどのような人物なのか、どのような言葉にすれば効果的に伝わるのか、イチから解説していきます。目次責任感をひとことで言うと、「目標に向かって努力し続けられる姿勢」だと表現できます。例えば、どんな困難であっても折れずに立ち向かえたり、難しい課題に対しても打開策を見出そうとしたり、そして成果にこだわって継続した働きかけができたり。このように何かのゴールに向かって、主体的に動ける人。企業は、それを「責任感のある人」と捉えています。実際、働き始めた後をイメージしてみてください。企業から見ても、仕事を途中で投げ出してしまうような人は、会社にも顧客にも自社の社員にも迷惑をかけてしまいます。一方で責任感のある人は、会社の業績にも寄与してくれて、周囲にも好影響を与えられるような印象を持つはずです。なぜそもそも企業は、「責任感のある人」を採用したいのか。それを念頭に置いて自己PRを考えることで、より良い内容になるでしょう。それでは、どのように伝えれば、責任感の強さを相手に分かってもらえるでしょうか。単純に「私は責任感の強い人間です」「責任感を持って頑張ってきました」と言ったところで、信頼してもらいにくいと思います。大切なのは、成功体験を具体的なエピソードで語ること。そして、そのエピソード内で、頑張りだけでなく成果も伝えることです。例えば、「営業として月300万円という業績目標を達成するために、努力しました」では、やや不十分。「チームメンバーに協力を働きかけた」「先輩たちを巻き込んで新しいトークスクリプトを作った」という取り組み、そして「月300万円の目標に対して320万円の実績を挙げた」という具体的な成果まで伝えるようにしましょう。それによって、企業側としても入社後の様子を思い描きやすく、「実際に入社しても責任感を発揮してくれそうだ」と感じやすいものです。企業が考える「責任感」という言葉には、「努力の継続性」という意味合いも含まれます。つまり「主体性を発揮して一瞬だけ頑張った」という人よりも、「諦めずにずっと努力し続けた」という人のほうが印象は良いと言えるでしょう。例えば、あなたが飲食店の店長を務めていたとします。「お店の売上が伸びないため、業績アップのため新しいPOPを作った」という人と、「業績アップのために、新しいPOPを作り、スタッフの接客を見直し、本部へ働きかけてマニュアルを見直した」という人。どちらが好印象かと言うと、後者だと思います。それは、責任感を持って目標に向かって継続的に取り組んでいるからです。責任感は、「継続性」があってこそ。この点をぜひ意識していただければと思います。責任感という言葉は、良い意味でだけ伝わるとは限りません。というのも、「責任感の強い人は、一人で責任を抱え込んでしまう人なのではないか?」「周囲を無理やり動かすような独善的な人なのではないか?」というネガティブな印象で見られるケースもあるからです。だからこそ、自己PRを書く際はあらかじめそのようなマイナスイメージを払拭できるよう、書き方に注意することが大切だと思います。例えば、「周囲に協力を仰ぎながら」「チームメンバーたちと一緒に」という言葉を添えるだけでも、それが払拭できるでしょう。 「責任感」は言葉としてやや抽象的でわかりづらいです。例文のように、あなたの「責任感」を的確に表現できる、良いキャッチフレーズを探してください。的確なキャッチフレーズがあれば、他の学生よりも印象に残る自己PRがつくれます。「責任感」をアピールする学生は非常に多く、Googleのデータによると「責任感 自己PR」で検索している学生は月4000人近くいます。わざわざ検索しない人の方が大半でしょうから、実際 … 責任感をアピールする自己pr例文・ポイントを紹介します。転職を有利に進めるために、履歴書の自己prで「責任感の強さ」をアピールする方も多いと思います。では、どのような言葉で責任感を表現すれば、採用担当に届くのでしょうか。詳しく解説します。 「責任感」を自己PRで伝える際、どんな点に注意するといいのでしょう。人事として新卒採用を20年担当し、現在はさまざまな企業の人事・採用コンサルティングを手掛ける採用のプロ・曽和利光さんに聞きました。目次エントリーシートや面接で問われるあらゆる質問は、「あなたはどういう人か」を知るためのものです。自己PRは、それを最もダイレクトに聞く質問であり、企業は自己PRを聞くことで、あなたの「能力・性格(何ができるか)」が、「自社で仕事をしていく上で合っているか」という点を見ています。 企業が自己PRを聞く意図について、詳しく知りたい人はこちら↓「責任感がある」「責任感が強い」という言い回しは誰しも耳にしたことがあるのではないでしょうか。しかし、「責任感」とは具体的にどのようなものでしょうか?また、企業はどんな「責任感」を求めているのでしょう。曽和さんに聞きました。「あなたは責任感がある人だ」と言うとき、以下のどちらを指しているかで、タイプが異なります。(1)すべての物事は自分に責任があると考える「自責」の人例えば、何か問題が起きたとき、「これは誰の責任ですか?」と問われたとしましょう。このとき、「問題が起きた原因は自分にある」と原因の帰属を自分だと考える人が(1)のタイプ。もし、その企業で評価される「責任感」がどちらなのか理解せずに入社してしまった場合、評価されるポイントのズレに戸惑いやストレスを感じてしまうかもしれません。これは自分にとっても企業にとっても幸せではないので、自分はどちらのタイプか、志望する企業がどちらの「責任感」を求めるか、自己PRで伝える内容を準備する前に考えてみましょう。何かが起こったときに自分に原因があると考える自責タイプの人は、自分の与えられた領域や持ち場で、高いパフォーマンスを発揮します。インフラや医療など命を扱う仕事、金融などお金や重要なデータを扱うミスの許されない仕事、法規制の厳しい仕事などでは、持ち場を守ってミスを自責で捉える責任感の強さは、業務上欠かせません。仮に、「ルールがおかしい」「トップの判断がおかしい」という可能性があっても、与えられた環境を制約条件として考える傾向が強いため、変えようという発想にはならず、その中で自分はどうできるかを考えます。一方で、すべての責任を自分で背負おうとするため、ストレスを抱えてしまったり、環境を変えていこうとする変革能力が低かったりするのでは、と企業から思われてしまう可能性もあります。物事の原因を他責にしながら、自分事として課題解決に向かう当事者意識タイプの人は、環境の変革能力にたけています。ルールがあっても課題解決のためなら変えればいい、上の指示が課題解決の障壁になるのであれば説得すればいい、と考えます。変革の激しいIT業界やベンチャー企業、新規事業や商品開発などに携わる職種や、次世代のリーダー候補人材などには、こうした人が求められる傾向にあるでしょう。半面、与えられた業務や領域を守って仕事を遂行していく仕事の場合には、自責タイプの責任感のある人の方が好まれるでしょう。「責任感」は2つのタイプに分かれるため、企業の業務内容や活躍している人のタイプによって、アピールするポイントはまったく変わってきます。自己PRを考えるときは、志望する企業がどちらのタイプを求めるのか見極めて、それに合うエピソードを伝えられるように準備していきましょう。自己PRをエントリーシートに書く際は、「アピールしたいポイントから書くこと」と「数字や実績などを具体的な事実と共に伝えること」を意識しておきましょう。例 【「自責」の責任感をアピールしたい場合】自分に任されたことに対して責任を持って取り組むことができます。アルバイト先の個人指導塾で、生徒さんが日時を間違えて無断欠席が続くことがありました。学校のテスト対策で通塾していたので、欠席が続くとテストの準備に影響してしまうため、月初の授業で1カ月のスケジュールを書いたカレンダーを一緒に作成したり、授業の最後に次回の日時を確認するようにしました。また、イレギュラーな日時で授業が入っている際は、前日に電話をかけてリマインドすることに。無断欠席はなくなり、生徒さんもテストで好成績を収めることができ、志望校の推薦枠を得ることができました。面接でも、アピールしたいコミュニケーション能力は何かを先に伝え、面接担当者がイメージできるような具体的なエピソードを盛り込むことが大切です。例 【「当事者意識」の責任感をアピールしたい場合】ほかの人が困っていたら、自分事として捉えて解決のために責任感を持って動くことができます。大学1年から所属している地域活性を進めるボランティア団体で、商店街の活性化イベントの企画・運営グループに所属していました。渉外担当の後輩が、地域の方々と意見が合わずにイベントの企画が進まないと悩んでいるのを聞き、ボランティア団体の幹部の人たちに地域の人たちとコミュニケーションを取っていただけないか提案しました。上の人からイベントの趣旨や思いを地域の方々に直接説明してもらえたことで、われわれの思いや熱意が伝わり、無事イベントの企画・開催ができました。 責任感のほかにも自己PRで伝えるアピールポイントがあるかも?気になる人はリクナビ診断を活用して、自分の強みや特徴を調べてみましょう。▼2022年卒向け詳細情報▼▼2021年卒向け詳細情報▼アピールポイントの見つけ方を知りたい人は、こちら↓——————————————————【監修】曽和利光さん——————————————————エントリーシート(ES)や履歴書などで見かける「長所」「短所」「自己PR」の記入欄。「どんなことを書せっかく志望動機を書いたら、人事の目を引く書き出しにしたい!そう考えている人も多いのではないでしょうエントリーシートや履歴書に志望動機を書こうとして「志望動機が全然思いつかない」「具体的な内容が書けなエントリーシートや履歴書の「趣味・特技」「資格」の欄。「特技と言えるほど書けることがない」「こんな趣