百度 目標 株価

中国検索大手の百度(バイドゥ)のニュースフィード業務にまたもや行政指導が入った。「大量の低俗な情報」「見出しと内容が合わない記事が多く存在」などといった問題により、百度アプリのニュースフィードは4月8日から更新が停止している。前回の行政指導は2019年1月だった。この件により、百度アプリのアクティブユーザー数と滞在時間は減少し、広告収入に響く可能性がある。もともと新型コロナ禍で広告業界全体が低迷するなか、百度は一層厳しい局面に立たされている。直近の5年間において、百度の売上高の7割は広告収入が占めている。同社にとっての広告の重要性がわかる数字だ。しかし、中国の景気の低迷により、広告予算が削減され、百度の広告事業は昨年Q2からマイナス成長に陥っていた。競合相手となるバイトダンスが展開している大人気ニュースアプリ「今日頭条(Toutiao)」とテンセントのチャットアプリ「WeChat(微信)」が広告事業を順調に伸ばしていることも、百度にとって大きなプレッシャーである。業界全体が低迷し、そのうえ強力なライバルが攻勢をしかけてきているというのが、同社の直面している現状だ。数値だけを見れば、2019年Q4の広告収入の前年同期比伸び率は回復しているが、それは2018年下半期に医療関連広告の見直しを行っており、2018年Q4の売上高が低かったためだ。実質的な好転ではなく、百度の広告事業の冬はまだ続いていると言える。今年年初に新型コロナ禍が広がり、多くの企業が広告予算を削減した。そのため、百度は3月に発表された2019年度の財務レポートにおいて、投資家に対しリスクへの注意喚起を行っていた。減少した広告予算は医療、観光、自動車産業のものが中心で、これらはゲーム、Eコマース、オンライン教育など、この逆境のなかで台頭した産業の広告によってある程度穴埋めすることができる。しかし、百度は中小企業の広告主を多く抱えており、これらの企業が新型コロナ禍で倒産に追い込まれるような状況になれば、広告収入がさらに低迷する恐れがある。予想では、2020年Q1の売上高が前年同期比5%〜13%減の210億〜229億元(約3200億〜約3400億円)となり、検索、ニュースフィード、AIからなる主要業務の売上高は10%〜18%減少となる。新型コロナ禍だけでも大問題だが、そこにアプリへの行政指導が加わったのである。しかもいつ通常通りのニュースフィードを再開できるかは不透明だ。バイドゥが元気を取り戻すのはまだ先だと思われる。百度の屋台骨である広告事業は低迷しているが、2017年から全力を傾けているAI事業はどうなっているだろうか。財務レポートの数値から計算すると、2017年〜2019年の3年間、そのAI事業売上高はそれぞれ27億元(約400億円)、57億元(約860億円)、97億元(約1500億円)となっており、順調に伸びていることがわかる。しかし、総売上高に占める比率はまだ低く、上記3年間はそれぞれ3.2%、5.5%、9%であった。AI事業ではまだ広告事業の減収分を賄えないため、百度はほかの道を探らなければならない。そこで注目されているのがライブコマースだ。4月3日、百度がライブコマースを始めるのではないかとの情報が流れ、それに対し同社は「確かにライブ配信は今後注力する方向性の一つである」と答えた。百度には各種のサービスがあり、それぞれの利用者の好みに合わせて、健康情報のライブ配信、博物館のライブツアーなどを検討しているという。ライブコマースについても、4月14日にライブ配信番組において詳しく説明した。総じて言えば、売上高の低迷が続くと予想される今、百度はコストを抑え、新しい収益事業をできるだけ早く見つけることが重要になるだろう。(翻訳:小六)原文は アメリカ市場の銘柄(ETF含む)を買う人向けに政治・経済の情報を提供するブログです。MenuSidebarPrevNextSearch広告エヌビディア(NVIDIA Corporation)は世界有数のグラフィックス用半導体大手企業です。ゲーム、プロ用ビジュアリゼーション、データセンター、自動運転等のプラットフォームを提供し、バーチャルリアリティや人口知能などの最新技術の開発に注力しています。NVDAは1999 年に GPU (グラフィックス・プロセッシング・ユニット)を発明。そのGPUコンピューティングは毎秒7000種類以上の花の種類を識別するといった途方もない処理能力を誇っています。※GPUというのはGeForceの呼称。GeForceは高性能の2D描画機能と3D描画機能を備えたゲーム用のビデオチップ。3D描画では、従来CPU(PCの中核を担うプロセッサー)が担った3次元の座標計算やポリゴンの陰影処理等の処理を可能にした。近年ではクラウド事業者の需要に応えるべくGPUプラットフォーム「Volta(ボルタ)」を出荷。これは前世代の製品(Jetson TX2)の15倍以上の速度で機械学習の分類や物体認識の処理を行える優れものなので、AMZNやBABA、百度、テンセント等のテクノロジー企業が「Volta」を採用しました。近年のNVDAの事業構成を見ると、このGPUが8割以上を占めています。【事業別売上高】※TegraプロセッサはGPUとCPUを統合し、外出時でも自宅にいる時と同じように端末を用いてゲームで遊んだり、映画を観たり、動画を共有したりできるようにする(任天堂スイッチも採用)。主力製品はPC向けの「GeForce」、産業デザイン用の「Quadro」、スパコン用の「Tegra」(モバイル向けの「Tegra」もあり)等。また、地域別売上高は以下の通りでした。NVDAは、米国とアジア太平洋をまたにかけたテクノロジー企業として台頭してきています。近年、注目を集める自動運転においてもトヨタをはじめとする370社以上の自動車メーカーやサプライヤーなどと提携(ボッシュ、コンチネンタル、メルセデス・ベンツ、オーロラ、オートリブ等)。NVDAによれば、225もの関連企業や研究機関などが同社のプラットフォームを採用しています。トラフィック・ジャム・パイロット(混雑した道路上で自動運転を可能にする技術)からロボタクシーまで、完全自動運転の実現を目指し、 NVIDIA DRIVE(自動運転プラットフォーム)の改良を続けています。2018年5月3日には「NVIDIA DRIVE Xavier」(シングルチップの自動運転車向けプロセッサ)は、ドイツが誇る世界最高峰の認証機関「テュフズード」(TUV SUD)の安全性認証を取得しました。エヌビディアのNVIDIA DRIVE Xavierは、90 億個のトランジスタを搭載し、膨大なデータを処理してディープラーニングを行い、自動運転の中核機能を担います(わずか30Wの消費電力で毎秒1兆ものディープラーニング演算を実行可能)。このプロセッサは、運転のあらゆる側面に AI を組み込み、エヌビディアと協業する企業や組織のテクノロジー開発をサポートします。2019年12月には、次世代車載コンピューター「NVIDIA DRIVE AGX Orin」を正式発表しています。広告まず、主要指標のデータを見てみます(指標と株価はgooglefinance関数から取得)。次に、株価の推移を見てみます(青線が株価推移。赤線が200日間の移動平均線)。株価の推移を1年ごとに見てみましょう。さらに、配当利回りを見てみます。配当性向の推移もモーニングスター(MS)社のデータで確認してみましょう。★配当性向=1株当たり配当÷EPS×100〔純利益から配当金を支払っている割合〕★単純計算=EPS÷1株配当。MS試算=モーニングスター社の試算さらに、四半期決算のEPSと売上の予想を整理してみます。(※下記図表では、Y=年度決算、Q=四半期決算、日/月=データの日時、その右欄にあるのは1カ月前、2か月前の予想値を記載。データの主な出所は英語版のヤフーファイナンス。ただ、2019年6月までのデータ出所はロイター)。ガイダンス情報です(IRページを参照)。決算予想と結果では米国会計基準(GAAP)とは違う「非GAAP基準」の数値(各社が経営実態を踏まえて調整した数値)が多用されています。そのため、本節の売上とEPSは次節のGAAP基準の値と同じになるとは限りません。各事業分野ごとに四半期の売上高を見てみます(出所:NVDAのスライド)。データセンター部門がAI需要の拡大に伴い、ゲーム部門に次ぐ稼ぎ頭になっています。18年4月決算の頃に、創業者兼最高経営責任者であるジェン・スン・ファンは「Tensor Core GPUの発明により、AI時代における我が社の強い立場がさらに有利になった」と述べていましたが、その後、ピークを過ぎ、2019年1月28日には売上減をガイダンスで公表。ただ、その後、売上高は回復してきています。NVDAは「ゲーム、デザイン、HPC、AI、自動運転車」の「全てにおいて優れた戦略的立場を持っている」(ジェン・スン・ファン)わけです。最後に、通年決算の数字を見てみます(以下、売上、利益、資産、負債、資本、キャッシュフローなどの単位は百万ドル。EPS=希薄化後EPS)。*同マージン=営業キャッシュフローマージン。15%もあれば優良。通常、売上高>営業CF>純利益となる。営業CF<純利益となる企業は粉飾決算の可能性あり。※SG(セールスグロース):売上高成長率(前年度比)※DSO(デイズ・セールス・アウトスタンディング):売掛金回収に必要な日数。売掛金÷1日平均売上高で計算。期末に無理して売込みをかけてEPSをよい数値にした企業の場合は、売掛金が増え、DSOの数値が大きくなる。上記DSOの出所はモーニングスター社。★ROA=当期純利益÷総資産 ※総資産を用いて企業があげた利益の割合★ROE=当期純利益÷自己資本 ※投下資本に対して企業があげた利益の割合★流動比率=流動資産÷流動負債 ※短期的な支払い能力を見る指標 関連コンテンツ広告2020年に入り、米国株は暴落しましたが、最近はやや持ち直しています。 今後の展 ...米国の主要銘柄を集めた「S&P500」に則って、主な銘柄の成長率と配当利回りのラ ...米国企業の配当に関して、権利落ち日(Ex-dividend-date)の日程を整 ...ダナハー(Danaher Corporation)は産業機器関連メーカーです。 ...バイオンテックはドイツに拠点を置くバイオテクノロジー企業です(本社はマインツにあ ...ロッキードマーチン社(LMT)はアメリカ随一の防衛(軍需)大手企業で、ステルス戦 ...現在のMSFTは、インド系の新進気鋭の経営者であるサティア・ナデラ氏(Satya ...ドキュサインは、クラウド上の電子署名技術を用いて市場を開拓してきたソフトウェア企 ...ジョンソンエンドジョンソン(JOHNSON & JOHNSON)はバンドエイドで ...ネットフリックス(Netflix 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