杭州 アリババ 見学
弊社では日本の企業・自治体・団体に向けた中国イノベーションツアーを実施しています。先日はニューリテール戦略を数多く展開している杭州アリババへ訪問し、その実情をお聞きしました。アリババとは1999年設立のアリババグループは、世界最大の流通総額 アリババを中心に何もない荒野に新しく建設された街だけあって、この一帯は杭州でも独特な綺麗な新しいインフラ環境が整備されている。 交通面でも2018年末に地下鉄駅が複数開通することが予定されており、同時に新幹線駅も開通し飛躍的に交通の利便性が高まることになる。 杭州師範大学は、ジャック・マー氏の母校です。 彼は大学受験に2度失敗し、定員割れしていた杭州師範大学の英語科に何とか滑り込んだそうだ。 未来科技城 「杭师大仓前站」まで来たものの、アリババ本社の正確な場所はわかりませんでした。 中国最大のecを展開するアリババ集団の本社。所在地は西湖で有名な杭州にあって、敷地は超巨大です。敷地内には池もあって、まさに大学ですね。中国最大ec公司,阿里巴巴集团的总公司。总公司在杭州,占地特别大。占地内有池,这就是大学的规模吧。 杭州の中心部から西へ車で40分ほどの距離にアリババが本社を構える「未来科技術城」(ウェイライカージーチャン)と呼ばれる一帯がある。未来科技城には、時価総額50兆円規模となったアリババ集団の本社を中心にして、海外からの帰国子女組(海亀族)の起業支援を行うサポートセンター(Overseas High-Level Talents Innovation Park) やAIタウンなどが開発され近隣一帯が巨大なハイテク都市を形成し、様々な施設が相互に連携し相乗効果を狙った設計がなされている。アリババを中心に何もない荒野に新しく建設された街だけあって、この一帯は杭州でも独特な綺麗な新しいインフラ環境が整備されている。交通面でも2018年末に地下鉄駅が複数開通することが予定されており、同時に新幹線駅も開通し飛躍的に交通の利便性が高まることになる。筆者は2012年からこの地区を拠点として中国でのビジネス活動を行なっているのであるが、当事者の私でもこの2−3年の杭州の急激な変化に戸惑うばかりである。百聞一見ということでいくつか最近の写真を掲載しておきたい。一度でも過去に杭州を訪問したことがある方なら、その変貌ぶりに驚くことは間違いないだろう。杭州の「未来科技城」でもっとも注目に値するべきは、スタートアップ企業やアクセラレーターが集結する街であるドリームタウンと呼ばれる一角である。中国語では夢想小鎮(モンシャンシャオジャン)といい、2015年に開業した活気溢れるスタートアップ企業が集結する地区である。ドリームタウン(夢想小鎮)は、杭州名物とも言える運河沿いに作られ、伝統的な中国風情と近未来を融合した設計となっている。ドリームタウン内部では、運河に沿って並べられたテーブルや椅子で起業家たちが談笑などする光景が見られる。スタートアップ企業が集まる一帯から向かい側の棟へ移動すれば、そこはアクセラレーターやベンチャーキャピタルなど、スタートアップ企業にとって何よりも重要なファイナンス面やビジネス面での相談を簡単に出来る設備が並んでいる。アクセラレーターとしては、浙江大学卒業生の起業をサポートするアクセラレーター(浙江大学校友創業孵化器)、アリババが運営するアクセラレーター(阿里人創業基地)、アメリカのシリコンバレーと関係が深い湾西加速器(Bay West Best Accelerator)などが有名であるが合計して47ものアクセラレーターが隣接している。さらに、ドリームタウン(夢想小鎮)の入り口付近には、若い起業家たちが情報交換できるYouth Entrepreneurship Communityという建物があり起業家たちのパーティなど様々なイベントが開催され情報交換の場として役立っているようだ。起業家たちが自分たちのビジネスアイデアを発表できる空間も用意されており起業家にとっては本当に恵まれた空間である。ある関係者に話を聞くと、新規入居するためには、事前にビジネスプランのプレゼンが必須だという。テナント料を支払えば入居できるというものではなく、審査プロセスを経由し合格した企業だけが入居できるのである。入居時期としては、6月から7月ごろにもっとも多くの企業が入居し起業するという。おおよそ入居してから4-5ヶ月後となる11月ごろまでにアクセラレーターからファイナンスの目処が立たない企業はスピード感に問題ありと判断され淘汰される可能性が高いという。話を聞いているだけでも過酷な生存競争が伝わってくる厳しい面も併せ持つ。アリババの城下町ということもあり、元アリババ社員が代表や重要なキーパーソンを務めるスタートアップが全体の4割程度を占めるという。その他には、浙江大学卒業生が関連したスタートアップ、海外からの帰国組が関連したスタートアップなどが目に着くと言えるだろう。ドリームタウン(夢想小鎮)が開業した2015年3月以来、現在までに1316社のプロジェクトが採用され、12700人がここで仕事をしている。既に3社が株式公開を実現するなど既に成果が現れ始めている。1140以上の金融機関が現在までに258億元(日本円で4500億円規模)もの資金をここで投資しているというからドリームタウン(夢想小鎮)に対する今後の注目が高まることは必須であろう。GlotechTrends(グローバルテクノロジートレンド)としても、杭州の「未来科技城」で展開される新しいテクノロジーのトレンドについて、今度も詳細な情報をお伝えして行くつもりである。 中国を代表するIT企業となった杭州アリババ。イマチュウのアリババ研修ツアーでは、杭州アリババの社内で施設見学と、アリババの理念や経営方法を午前・午後に渡って学ぶ「アリババ徹底研修」を実施します。イマチュウではアリババの視察ツアーを通して中国ECや、イノベーションについて理解を深める研修ツアーを実施しています。中国名 :阿里巴巴集団設立  :1999年本拠地 :中国杭州市時価総額:約48兆円(2018)売上  :約5.6兆円(2018)アリババは1999年に設立されたIT企業で、創業者のジャックマーがアメリカからインターネットを通じたBtoBのビジネスプラットフォーム「アリババ」を中国に広めました。 BtoBの「アリババ」、BtoC「タオバオ」「天猫」、越境EC「天猫国際」、決済システム「アリペイ」、クラウドサービス「アリユン」、物流サービス「菜鳥」、ニューリテールスーパー「盒马鲜生」等ECに限らず中国の社会を支えるようなサービスやシステムを構築しています。 中国を代表するit企業となった杭州アリババ。イマチュウのアリババ研修ツアーでは、杭州アリババの社内で施設見学と、アリババの理念や経営方法を午前・午後に渡って学ぶ「アリババ徹底研修」を実施します。イマチュウではアリババの視察ツアーを通して中国 現在は時価総額約48兆円で世界7位、ECでは世界最大の市場を獲得している絶対的な存在に成長しています。2016年からはオンラインとオフラインを融合したOMO店舗「盒马鲜生」を展開し、オフラインでの影響力も拡大していっています。イマチュウが企画する杭州アリババ視察研修ツアーは、日本企業・地方自治体・業界団体等の方々に向けた実践的かつ学びの多いアリババの概要からサービス、理念が理解できる徹底コースになっています。視察団で多い展示室の見学だけではなく、アリババ社内の研修室を利用した座学を組み合わせているのが特徴です。アリババ展示施設には、アリババの経営理念や歴史が表示された案内が多くあります。杭州アリババの濱江エリアでは12万6000平方メートルの敷地内に、9000人のスタッフが働いています。 広い中庭エリアでは社員たちが休憩したり、交流イベントが行われたりします社員の平均年齢が30歳以下というのもアリババの勢いを感じられます研修施設ではアリババの歴史を体系的に学ぶことができますアリババの座学研修は経営、EC、小売、人材育成等テーマに合わせて実施されます昼はアリババの社員食堂で社員の方と一緒に食べてその雰囲気を味わいますイマチュウのアリババ視察研修ツアー一番の特徴は座学にあります。アリババ専門スタッフによる詳細説明と意見交換を行うことで詳しい理解を得ることができ、見学レベル以上の理解ができますので満足度も高くなるでしょう。講義の内容も訪問団の希望に合わせて「アリババの経営」「IT」「EC」「小売り」「キャッシュレス」「ビッグデータ」「人材育成」等幅広く選ぶことができます。講義の時間は短いものだと1時間程度から、アリババの概要からその具体的な施策を徹底的に理解する2日間の専門コースまであります。イマチュウが実施しているアリババ視察研修プログラムは大きく2つの種類があります時間は1時間程度のものから2日間終日のコースまであります。最少人数は10人~とさせていただきます。全工程に弊社の専門スタッフ及び同行通訳をつけます。バス・ホテル・食事等の手配は相談の上手配可能です。アリババ以外の企業や施設と組み合わせたツアーも可能です。イマチュウの視察研修ではアリババ研修以外にもゲーム業界大手の「ネットイース(网易)」、OMOモデルで中国三大お菓子ブランドにまで育った「百草味」、中国大手自動車メーカー「吉利」、飲料ブランド「哇哈哈」などアリババと組み合わせて複数社の訪問をアレンジすることも可能です。アリババが運営するニューリテール系デパート「亲橙里」や、未来型ホテル「Flyzoo」政府支援の元で世界中の起業家が集まってきている「ドリームタウン」、アリババが巨額の投資をしている分野である「AIパーク」等日本では見れないような施設がたくさんあり、それらの視察も人気です。今の中国を牽引するITジャイアントのアリババ視察ツアーでは日本企業の方にとっても得るものが多いと思います。上海から電車で1時間程度とアクセスも良いので、アリババ研修をお考えの方は、詳細をお聞かせいただいた上でプランを提出させて頂きます。杭州アリババ・杭州企業とのビジネスマッチングをご希望の方はお気軽にご連絡くださいイマチュウの中国ニュースが気に入ったら[…] イマチュウの中国研修 中国杭州アリババ視察研修ツアー中国を代表するI… […]上海人の童さんが皆さんのお悩みにこたえるラジオ質問・疑問募集してます!!上海人の童さんが皆さんのお悩みにこたえるラジオ質問・疑問募集してます!!