戸田奈津子 ロード オブザ リング
目次誤訳の女王?戸田奈津子とは?なっち語とは?戸田奈津子の名訳?翻訳集まとめ英語力が怪しい?誤訳の女王は何故批判が多いのか誤訳の女王は恐らくまったく反省していない戸田奈津子の経歴、年収や結婚について戸田奈津子の引退説について戸田奈津子が評価された名訳も戸田奈津子の誤訳は左目の病気と関係している?戸田奈津子の教え『英語を学ぶためには』戸田奈津子の翻訳は誤訳なのか名訳なのか映画に関する記事はこちら戸田奈津子さんといえば翻訳家としてとても有名な人となっています。そして、現在82歳となった今でも数々の映画や原作を年間通してたくさん翻訳しているのです。そして、戸田奈津子さんといえばトム・クルーズさんや海外の俳優さんの通訳としても有名となっています。通訳家として知っている方も多いのではないでしょうか?そんな、現役でバリバリ仕事をこなしている戸田奈津子さんについて今回はいろいろと調べていきます。戸田奈津子さんは1936年7月3日生まれで映画字幕翻訳家として有名です。トム・クルーズさんが来日した際にいつも隣にいる眼鏡をかけてるおばちゃんと言えば知っている方も多いでしょう。戸田奈津子さんは1970年代から現在に至るまでたくさんの映画の字幕翻訳を担当しております。一説では年間に50本もの翻訳を行っているとも言われています。そんな戸田奈津子さんは、なっちという愛称でも親しまれています。戸田奈津子さんは、テレビ番組の「マツコの知らない世界」に出演した際に、「30歳まで英語を一言も喋ったことがなかった」と語りました。英語はすきだったそうなのですが、当時の英語教育は活字だけで、英語を話す機会がなかったと話しました。さらには、当時は海外にもいったことがなかったことも明かしています。戸田奈津子さんは海外にも言った事がなかったことは有名で、英語力が低いのではないかとも言われていたようです。戸田奈津子さんといえば、ご存じの方も多いと思いますが、トム・クルーズさんとの付き合いが長いことでも知られています。そして、トム・クルーズさんととても仲が良いのです。トム・クルーズさんが来日した際には、通訳として必ずといっていいほど、隣には戸田奈津子さんがいるのです。そのため、トム・クルーズさんといえば戸田奈津子さんと知られています。そのおかげもあり、海外からトム・クルーズさん以外でも有名な俳優が来日すると、戸田奈津子さんが通訳することが多くなっています。そんな字幕翻訳家として有名な戸田奈津子さんですが、意外にも誤訳・意訳が多いことでも有名となっています。それは単なる誤訳だけではなく、細かなニュアンスや原作の意図を無視した意訳となっているのです。さらには文語と口語の違いや敬語の欠如などといった細かいミスが多くあると批判を受けているのです。特に原作を知っているファンからは、戸田奈津子さんの翻訳を嫌う人も多くいるそうです。この誤訳が多いという批判を受けて、当の本人である戸田奈津子さんは「あら、そう知らなかったわ」と発言し、字幕翻訳家として反論しているそうです。戸田奈津子さんはファンからの愛称として、なっちと呼ばれているのです。その愛称であるなっちの名言として、「なっち語」というものがあります。このなっち語というのは、戸田奈津子さんが自らの感性で言葉を作り出してしまうことを指します。独特な台詞口調になったり、不自然な単語がこのなっち語でうまれていたのです。戸田奈津子さんが使う台詞の口調が話題となっています。その口調が「~せにゃ」や「~かもだ」、「~かもけど」といった若い役であっても年寄り口調となってしまっているのです。そして、身分が違う相手との会話においても敬語とタメ口をごちゃ混ぜにするというのもなっち語の特有の一つとなっています。ロード・オブ・ザ・リングでもこういったなっち語を多用していたため、痛烈な批判を受けることとなりました。そして、なっち語では不自然な単語が多く用いられているのです。特別な配慮を独自のセンスでやっていまうため、俗語となっており、それがなっち語となっているのです。特に、罵声が飛び交う「フルメタル・ジャケット」の初訳ではこのなっち語が多すぎて、訳文をチェックしたッキューブリック監督の指示によって、戸田奈津子さんは降板されてしまいます。さらに2001年のロード・オブ・ザ・リングでは戸田奈津子さんを解任するように署名運動も行われたほど、このなっち語が世間から批判されているのです。戸田奈津子さんの翻訳で多いとされているのが、体言止めです。この体言止めを多用しすぎていると批判されているのです。そもそも体言止めというのは、固有名詞を文章の最後に持ってくることをさします。例えば、「空が青い」というのを体言止めにすると「青い空」となります。このような体言止めを多用している翻訳が多く戸田奈津子さんにはあるのです。戸田奈津子さんは様々な映画や原作を翻訳しているのです。その戸田奈津子さんが翻訳した数々の作品の翻訳集をまとめてみました。その戸田奈津子さんの翻訳集の中には、映画で有名となったスターウォーズやロード・オブ・ザ・リングも含まれているのです。この翻訳集では戸田奈津子さんの誤訳や名訳を集めてみました。1905年のパリが舞台となっており、オペラ座に怪人が住み着いている噂があり、その怪人がオペラ座で起こす悲劇の物語となっています。原語である「passion-play」を「情熱のプレイ」と名訳したのです。性的な意味でこれを表現しているため、17歳のフランス人のヒロインにこんなセリフを言わせるのはと批判されました。そして、この原語は成句で、ハイフンを含めて「(キリストの)受難劇」を意味する単語となっているのです。ハイフンを見ていなかったのか、ハイフンの意味がわかっていなかったのかでしょう。英語力の問題です。原語は「Captain」と「Commodore」になっています。これを直訳すると「海軍大佐」と「准将」となります。しかし、これを「大尉」と訳しました。大尉とすると陸軍の階級になってしまうのです。一般的な軍の階級は、大尉‐少佐‐中佐‐大佐‐准将なので、大尉と大佐では階級が違いすぎることなります。そして、「Captain」は船長または艦長を意味し、「Commodore」は提督の意味します。そのため、このパイレーツ・オブ・カリビアンの時代設定なら、「船長」と「提督」が相応しいのかもしれません。さらに、パイレーツ・オブ・カリビアンでは原語は「bad egg」となっていますが、本来はこういった場面では「悪人、クズ、ろくでなし」といいた意味を用います。しかし、戸田奈津子さんは「腐ったタマゴ」と直訳してしまっているのです。このように、場面を無視した名訳を残しています。ロード・オブ・ザ・リングの映画の中で、アルゴルンの通称は原語で「the Strider」となっています。この場合は「大股で歩く者」を意味します。アルゴルンを得体のしれないよそ者とみなす田舎の蔑称です。これをロード・オブ・ザ・リングの物語に全くそぐわず、「Strider」と関係のない「韋駄天」という原作とは正反対の意味を使ったのです。しかし、この言葉は配給会社の制作担当者の提案によるものだと、のちに担当者当人が発言して話題にもなりました。さらに戸田奈津子さんの誤訳の中でも有名とされる名訳があります。原文は「a servant of the Secret Fire, wielder of the flame of Anor!」です。これを原文にない「生命の創造主」という言葉を付け足してしまい、さらにSecret Fireとflame of Anorを混同して意訳してしまっているのです。正訳とされる瀬田貞二さんの翻訳版では「わしは神秘の炎に仕える者、アノールの焔の使い手じゃ!」と訳されています。ロード・オブ・ザ・リングの吹き替え版もこの瀬田貞二さんの訳を使用しています。ロード・オブ・ザ・リングでフロドからボロミアへの台詞が、原語では「You are not yourself!」で「自分を見失っている」といった意味です。吹替では「ボロミアじゃなくなっている!」と訳されました。祖国を守ろうとする思いが強いゆえに「指輪」の魔力に憑りつかれてしまったボロミアへの呼びかけです。決してボロミアを嘘つき呼ばわりしているわけではありません。そのため戸田奈津子さんの訳の「嘘をつくな!」は違和感があるんどえす。しかし、戸田奈津子さんはボロミアに関する訳をことごとく間違って解釈してしまっているのです。ロード・オブ・ザ・リングにでてくるボロミアがただの悪人に見えてしまいことが問題となっていました。リングの原作は日本なのですが、海外で放映された映画を再翻訳したのに誤訳があったと話題になりました。66回の流産と訳されているのですが、正しくは66年の流産なのです。66回と66年では大きく違ってきます。なぜこのような誤訳がおきてしまうのでしょうか。レッドドラゴンででてくる原語で「Buckingham」という言葉を「バッキングハム」と訳しているのですが、正訳だと「バッキンガム宮殿」となるのです。全く違った言葉となっており、戸田奈津子さんの翻訳に異論を唱える人も多くいるそうです。SF映画として有名なスターウォーズからは名訳もうまれています。それは原語の「I have the high ground!」という台詞です。これを直訳すると「私の方が有利だ!」となります。しかし、これでは訳がわからないこととなってしまいます。そのため、戸田奈津子さんの訳である「地の利を得たぞ!」はわかりやすいと話題となりました。スターウォーズの世界観を壊さずに場面にあった訳となっており、この表現に関しては評価は高いものとなっていました。映画のスターウォーズに出てくる中で、原語である「Battleship」の翻訳に手こずった戸田奈津子さんは、あろうことかそのままの「バトルシップ」と訳したのです。これは翻訳をしていないのです。トップガンである「航空機運搬船」のように直訳でもできたはずなのですが、そのままのバトルシップと表記したのが、映画を観た観客を圧倒させました。さらにスターウォーズの中では「A Volunteer」という原語を「ボランティア軍」と訳しました。volunteerは動詞で「志願する」という意味があります。そのため、このスターウォーズの映画の場合だと、「義勇軍」とするのが正訳となるのです。このように原作の意図を組んでいない訳が多いのです。スターウォーズの中で、クワイ=ガン・ジンがジャー・ジャー・ビンクスのことを指した台詞となっているのが、「ローカルの星人」という言葉です。これだと、ジャー・ジャー・ビンクスがまるで「ローカル」という惑星の種族であると思ってしまいます。この原語は「A local」となっており、スターウォーズの場合だと「原住民」と訳すのが正しいと思われます。タイタニックの中で船の舵を切るときに使用された台詞が「左舵」です。このタイタニックの映画の中で、左に転舵をして氷山を避けるといったシーンで使われています。そのため「左舵」といった表現はわかりやすくもあります。原語では「Port side」となり直訳すると「港側」となるので、「左舵」と訳した方がわかりやすいのは確かです。しかし、そのタイタニックはリアルさに拘ることで有名なキャメロン監督の作品であります。その中で、「SOS」と表現された台詞がありますが、正しくは旧式のCQD遭難信号の使用を指示していたのです。キャメロン監督はこのタイタニックの映画の中で、観客に理解されなくてもあえてリアルさに拘りわざとCQDという語を使用していたのです。前述した「左舵」でもそうなのですが、戸田奈津子さんは原作に忠実に翻訳しているのではなく、わかりやすさを重視して翻訳をしていたのです。ハリー・ポッターと秘密の部屋の中に出てくるマグルという言葉は非魔法族のことを指しており、差別語として「穢れた血」と呼んで侮辱しています。しかし、その「穢れた血の母」と本来は訳すべき台詞を、戸田奈津子さんの翻訳によると「マグルの母」となってしまっています。これは侮辱や差別をしている毒気が完全に消えてしまっているのです。誤訳の女王と呼ばれている戸田奈津子さんですが、英語力はどうなのでしょうか?翻訳家であるのですから、それなりの英語力は持ち合わせているのでしょう。しかし、戸田奈津子さんの英語力が怪しいといわれているのです。一体なぜ翻訳家である戸田奈津子さんの英語力が怪しいのでしょうか?戸田奈津子さんが翻訳する訳には、誤訳や誤意訳の多さが目立ちます。そのため、映画業界からは痛烈な批判を浴びているのです。しかも、この批判は昔からであるにもかかわらず、戸田奈津子さんの暴走は現在でも続いています。この戸田奈津子さんの誤訳に批判がやまない理由として、本人が全くその批判に対して相手にしていないこともあります。これほどの誤訳があり批判されているにも関わらず、批判されている理由を本人は気にしていないのです。©Copyright 2020 Carat Woman.