台湾 民進党 旗

青天白日旗は国民党の旗というイメージが強いため、最近は「民主進歩党(民進党)」がデザインした台湾旗の使用が提案されました。緑色は民進党のイメージカラーです。 まとめ. 台湾の国旗とは、正確には「中華民国」の国旗です。現在の国旗は、1928年に台湾(中華民国)が全国を統一したときに正式採用されました。しかし台湾は、その複雑な歴史的経緯から、青天白日旗以外に、(1)以前使われていた五色旗、(2)オリンピックなどで使われるチャイニーズタイペイオリンピック委員会旗、(3)民主進歩党がデザインした台湾旗、の3つが存在しています。今回は、台湾の国旗に関するエピソード、台湾の国旗ができた経緯や、台湾の国旗が持つ意味などを紹介します!  中華民国国旗「青天白日旗」は、1914年に、東京に亡命していた孫文が考案したデザインで、「青天白日満地紅旗(せいてんはくじつまんちこうき)」、通称「青天白日旗(青天白日旗)」と呼ばれています。青・赤・白の3色は孫文の唱えた三民主義(民族の独立、民権の伸長、民生の安定)に由来し、青は民権主義で正義を、赤は民族主義で自由と独立を、白は民生主義で友愛を象徴しています。現在の国旗は、1928年に台湾(中華民国)が全国を統一したときに正式採用されました。 台湾の中華民国国旗の三角形は光芒(こうぼう)、つまり一筋の光が差している状態を表しています。そしてこの光芒の数、つまり中華民国国旗の太陽の12条の光は、12刻を表し永遠を象徴しています。この12の光芒には3つの意味が割り当てられています。その3つとは、①十二支、②十二刻(1日を12時間で表す考え方)、③十二宮(星座を指す)の3つを意味すると言われています。さらに、円は太陽を表しており、この太陽と12本の光芒で台湾の絶え間ない進歩、国民が自ら進んで物事に取り組む精神をも表しています。 中華民国国旗の配色の意味について、まず、青には正義と民権主義の意味が込められています。民権主義とは、つまり民主主義のことです。国民が選挙で自分達の代表を選び、一番偉いのは国民であるという考え方です。そして、憲法に従って国家を運営していきます。台湾が成立する以前、清王朝は王政でした。孫文は辛亥革命で民主国家設立のために戦ったので民権主義を国旗に割り当てたとされています。次に、白には友愛と民生主義が割り当てられています。民生主義とは国民全員が経済的に平等であることを意味します。そうすることで、国民全員の経済的な差をなくして、国の近代化と社会福祉を充実させるのが目的というものです。孫文は、貧富の差をなくさなくては、という考えを国旗の白色に込めたようです。そして、赤色は自由と民族主義を意味しています。民族主義とは、手短にいえば、「民族ごとに団結して独立しよう」という考え方です。清王朝は、その統治末期には西欧諸国によって半植民地状態となっていました。孫文はその半植民地状態からの脱却と、中国で大多数を占める漢民族、そしてその他の少数民族が、一つの中国という国家の民族、つまり「中国人」としてひとつにまとまることを願って民族主義を赤に割り当てたようです。 中華民国は1912年に成立しましたが、そこで採用された国旗は五色旗と呼ばれる五色の国旗でした。五色旗と呼ばれる旗で、上から順に赤・黄・青・白・黒の5本の横縞で構成された旗でした。赤は漢、黄は満州、青は蒙古、白はチベット、黒はムスリムという中華民国を構成する五大民族を象徴していたとのことです。また、木(青)・火(赤)・土(黄)・金(白)・水(黒)の五行もイメージしていると言われています。その後、1928年に青天白日旗が国旗として採用されましたが、青天白日旗は「中国」の国旗として国際社会で認知されることとなります。1949年に国共内戦に勝った共産党が政権を握る中華人民共和国が成立し、争いに敗れた中華民国政府は中国大陸から台湾へと逃れました。しかし、それから時が経つにつれ、中国本土を実効支配している中華人民共和国が中国として国際的に認識されていき、1971年には、国連の「中国」の代表権が中華民国から中華人民共和国に移ることになりました。国際社会では、「一つの中国」を原則としているため、中華民国(台湾)は、中国であるという認識が国際的に失われていきました。つまり、台湾という一国家ではなく中国大陸から移転した中華民国政府が現在の台湾なのです。 そのため、オリンピックやワールドカップなどの世界的スポーツの国際的な舞台で青天白日旗が掲揚されることはなくなり、代わりに「チャイニーズタイペイ」オリンピック委員会旗が使用されています。台湾の国花である梅の中にオリンピックシンボルの五輪、青天白日旗の左上の太陽と12光芒が配置されています。 さらに中華民国は、国民党が台湾に移転した1949年から戒厳令が解除される1987年まで、国民党の一党独裁政権でした。1986年に他の政党を作ることが許可されると徐々に中華民国は民主化されていき、2000年には政権交代も起こりました。青天白日旗は国民党の旗というイメージが強いため、最近は「民主進歩党(民進党)」がデザインした台湾旗の使用が提案されました。緑色は民進党のイメージカラーです。 まとめると、台湾には「国旗」が4つ存在することになります。一つは中華民国「青天白日旗」。これは孫文が作成したもので、青は民権主義と正義、白は民生主義と友愛、赤は民族主義と自由、12本の光芒(こうぼう)は12刻や干支、黄道十二宮を意味します。しかし今の台湾は、中華民国政府が中国本土から移転してきたもので「国」として認知されていないため、青天白日旗は国際的な場で余り使われなくなりつつあり、現在では青天白日旗、チャイニーズタイペイオリンピック委員会旗、台湾旗の3つが台湾の旗として存在する、ということになります。  初めての台湾旅行で台湾の魅力にすっかりハマり、現在台湾在住中のテハンです。台湾が好きだからこそお届けできる情報をしっかりお届けしていきたいと思います! しかし、1970年代後半以降、国民党に反対するいわゆる「党外」と呼ばれる人たちのグループが形成され、党外勢力は1986年9月に台湾初の本格的野党として民主進歩党(民進党)を結成した。 台湾の地形を知っている人には一瞬で理解できるという機能的なデザインですね。 さあそして今年、「国民党」に代わって「民進党」が与党になりました。 与党が民進党に代わったのに今のところ旗だけ国民党の状態です。 これが民進党の旗です。 三宮商店の『日の丸日記』日の丸の「イマイチ分からない」や「ちょっと困った」のお手伝いさせて頂くおせっかいブログです。こんにちは!森岡です!先週末は恵隆之介先生の講演会に、ステージ用の日章旗と軍艦旗の貸出と、出店販売でお出かけしてきました。講演テーマは「海の武士道」。聞きたかったのですがいつものごとく店番で中には入れず聞くことができませんでした(涙)  ステージに掲げたのは高級素材エクセランの日の丸と軍艦旗です。質感はこんな感じ。麻とウールを混ぜたような天然素材の質感なんですが、実は化学繊維です。ということは扱いが簡単!水濡れ縮んだり変色したりし辛い素材です。洗濯にも耐えられますし、木綿の旗にくらべて遥かにシワになりにくいのも素敵です。木綿やテトロン素材の3倍くらいの価格ですが、国旗により高い誇りを乗せて掲揚したい方には本当におススメの逸品でございます。 ご興味がおありでしたら、三宮商店のネットショップを覗いてみてくださいね。一般的な玄関掲揚用(70㎝×105㎝)の日の丸は5,200円(税込み)、軍艦旗は8,000円(税込み)です。 私のショップの国旗は全て国産です。例えば旗と竿の国旗セット。ホームセンターなどで販売しているものに比べるとだいたい1,000円くらいの価格差がありますが、箱の裏に「MADE IN CHINA」の文字は絶対にありません。三宮商店の国旗は安心の国産品なのです。   日本の国旗は「日章旗」通称「日の丸」は明治3年に制定されました。1870年のことです。なんと日の丸は146歳なんですね。146年間もデザインが変えられずに今に至るアジア最古の国旗です。(世界最古はデンマーク。なんと11世紀!) さて台湾。東日本大震災以来、親日国として広く日本人に知られるようになったように思います。森岡、一昨年秋に台湾へ慰霊の旅に出かけました。戦前に日本兵として戦われた元兵士やそのご家族からたくさんの歓迎をいただきました。また普通に街で出会う台湾人の皆さんにもとてもよくして頂いて、本当に驚きと感動で胸いっぱいの旅でしたよ。また日本が統治していた50年間の産業や教育、歴史や文化、思想や国家観を、統治が終って以降も大切にしていたことを肌で現地の方々の言葉とお姿で理解できた。 私が訪れた平成26年の台湾は「国民党」が与党。つまり国民党が政権を担っていました。これは国民党旗です。  皆さんがご覧になる台湾の国旗ってこれですよね。台湾の国旗と言えばこれですが、厳密にいうと国の旗ではなく政党の旗です。日本でいうと「自由民主党旗」とか「日本共産党旗」ということになりますね。 ちなみにその旗のデザインです。(国旗ではないので旗全体の比率は押さえておりません。ご容赦くださいませ)   台湾が中華人民共和国。中国共産党のように一党独裁の国ならば政党の旗を国旗としても問題ないとかもしれませんが、台湾は日本と同じく選挙で与党を決める民主主義国。だから政党の旗が国旗になっているというのはそもそも不自然。、 そんななか台湾以外の国に住む在外台湾人を中心に2001年頃から、国旗をちゃんと制定しよう!新しくしよう!という声が上がります。 その時に掲げられたシンボルの旗がこれです。 真ん中の地図っぽいのは台湾。地図を国旗にした珍しいデザインです。台湾の地形を知っている人には一瞬で理解できるという機能的なデザインですね。 さあそして今年、「国民党」に代わって「民進党」が与党になりました。与党が民進党に代わったのに今のところ旗だけ国民党の状態です。 これが民進党の旗です。上のデザインに近いですね。.親日国家台湾とよく言われますが、親日な方々はこちらの国旗を支持されている事が多いようです。それは何故か? それは...、長くなりそうなので次回に書きます!よかったら次も読んでくださいませ。