冷凍ご飯 お弁当 腐る

人気キーワード普段ごはんを冷凍するとき、どんな方法で保存していますか? 「冷ましてからラップに包む」または「余った冷やごはんを冷凍している」という方、少なくないはずです。でも実は美味しさの面から言うと、これらの方法はNG! せっかく美味しく炊けたごはんも冷凍方法を間違うと、解凍後にパサついたり、かたくなったりする原因になるんです。 そこで今回は、冷凍ごはんを美味しくするテクニックを、食のプロに教えてもらいました。お話を伺ったのは、月刊誌「栄養と料理」の前編集長であり「食生活ジャーナリストの会」幹事をつとめる食のプロ、監物南美さん。 「炊きたてのごはんの醍醐味は、やわらかくて、少し粘りのある食感にありますね。でも、炊いてから時間が経つにつれ、その美味しさはどんどん損なわれていきます(=老化する)。その状態で冷凍してしまうと、解凍後も炊きたての美味しさは取り戻せないのです」炊きたてのごはんがやわらかくて、ふっくらしているのは、生米の中のデンプンが水を吸って膨らみ、糊のような状態になるから。これをデンプンの糊化(=こか)、別の呼び方では(α化=あるふぁか)といいます。その後、ごはんは冷めるにつれどんどん水分が抜けていくため、パサパサになったり、かたくなったりしていきます。これをデンプンの老化(β化=べーたか)といいます。ごはんは一度老化してしまうと、炊きたての美味しさを取り戻すことができません。そのため、ごはんを美味しく冷凍したいなら、ごはんが老化する前に凍らせ、ごはんに水分を残した状態をキープすることが大切なんです。つまり、炊き上がってすぐに急速に冷凍するのがベスト。冷凍庫に急速冷凍機能がある場合は活用するといいでしょう。炊き上がったらできるだけ早く、「湯気ごと」ラップで包むことが大事。ごはんに含まれる水分は湯気となって蒸発していきますが、炊き上がりをすぐに包めば、蒸発しようとした水分をラップの内側に留めることができて、解凍後のごはんがふっくら、やわらかくなります。保存容器を使う場合も同様です。 「冷凍庫に入れるのは、冷凍ごはんの美味しさだけを考えると『すぐ』が望ましいですが、熱いまま入れると霜の原因となったり、冷凍庫内の温度が上がり、すでに入っている食材の劣化につながったりするため、粗熱を取ってからがいいでしょう」 もっと急速に冷凍させたい場合は、熱伝導率の高い金属製のバット(100円均一のショップなどで手軽に入手できます)にのせて冷凍するという手もあります。ごはんをラップに包むときは、ごはん茶碗1杯分(約150g)ずつの小分けにしましょう。美味しく炊けても、大きなかたまりで冷凍すると電子レンジで加熱したときの温まり方にムラが生じて美味しさが損なわれる原因になるんだそう。 「冷凍ごはんを電子レンジで再加熱すると、角の部分が先に温まり(100℃に達し)、次に中央が温まります。例えば冷凍ごはん150gの場合でその差が約10秒とすると、300gではその差が1分にもなったという実験結果もあります。中央と角の温度差があるほど角の部分は必要以上に加熱されてしまうので、150gくらいの方が美味しく再加熱できるんです」 包む際は、できるだけ急速に冷凍し、かつ解凍するときも均一に温まるよう、できるだけ平たく均一の厚さにするのもポイントです。保存の目安は約1ヵ月。意外に長く感じますが、監物さんによれば「1ヵ月くらいまでは水分量はほぼ保たれるようです」とのこと。ごはんを美味しく冷凍するための大前提として、炊飯前の米に「きちんと水分を含ませること」も大切、だと監物さん。 「炊きたてのごはんではさほど影響が出なくても、冷凍ごはんを再加熱すると美味しさに差が出るんです」 米に水をしっかりと吸わせてから炊き上げることで、冷凍・解凍後も、ふっくらと美味しいごはんに蘇ります。米を洗ったあとの浸水時間の目安は30~60分。夏は30分ほど、冬は60分ほど浸すと、中心部まで水が浸透します。【参考文献】教えてくれた人監物南美健康をはぐくむ食を提案し続ける月刊誌として、今年で創刊83年を迎える月刊誌『栄養と料理』(女子栄養大学出版部)の編集を長年務め、現在は編集委員。食、栄養、健康についての情報を、プロの栄養士だけでなく一般の方にも伝わりやすいよう、情報を発信し続けている。※掲載情報は公開日時点のものです。本記事で紹介している商品は、予告なく変更・販売終了となる場合がございます。関連リンクおすすめの冷凍食品ランキングです。ご家庭でできる冷凍のコツを紹介します。簡単で可愛い飾りおかずの作り方集です。ニチレイフーズの公式オンラインショップニチレイの食にまつわるコラムサイトです。 冷凍ご飯をお弁当で美味しくするテク3:温かいまま持っていく . スープジャーはご飯の持ち運びにも便利。冷凍ご飯も温かいままならおいしくいただけます.

 冷凍ご飯をお弁当に入れる場合に、加熱して冷まして詰めるのは時間が掛かって面倒です。冷凍ご飯をそのままお弁当に入れて自然解凍ではだめなのでしょうか?冷凍ご飯を自然解凍すると、水分が抜けてパサパサになりご飯が硬くなってしまいますので、そのままではおいしくありません。 冷凍ご飯を朝にそのままタッパに詰めて、昼まで4時間そのままで自然解凍し食べてみました。 お昼には自然解凍されていますが、ご飯がパサパサで硬かったです。 自然解凍ではご飯が硬くなりおいしくないので止めたほうが良いです。これは自然解凍される過程で、ご飯表面の水分が飛んでしまうからです。 しかし、もしお昼のお弁当を食べる場所に電子レンジがあれば、電子レンジで温めれば、自然解凍でパサパサのご飯もふっくら美味しくなります。職場に電子レンジがある場合は、冷凍したまま持っていき、お弁当を食べる前にご飯を温めることでご飯をおいしく食べられます。  今回は、冷凍ご飯をおいしくお弁当に入れる方法について検証しました。冷凍ご飯をおいしく解凍する手順は次のとおりです。この手順でお弁当に詰めることで、冷凍ご飯でもおいしく食べられます。また自然解凍では、ご飯の水分が抜けてしまいご飯が硬くなってしまいました。どうしても冷凍ご飯を自然解凍でお弁当にしたい場合は、お弁当を食べる前に電子レンジで温めると良いでしょう。冷凍ご飯でお弁当を作る手間を省きながら、おいしいお弁当をいただきましょう! この記事がお役に立ちましたら幸いです。「「 ・ご飯は腐る と ... ご飯の冷凍 保存の方法 を ... お弁当のご飯が腐らない為の . 毎日お弁当を持っている方は、じめじめしたり、暑くなったりすると食中毒や腐るのではと心配になりますよね。 すぐに食べられる家庭での食事は安心ですが、お昼まで食べられないお弁当は心配になります。 お弁当を食べようと蓋を開けた時に嫌な臭いがしたことがありませんか? 対策としては、殺菌作用の高い. 冷凍ご飯をチンしてお弁当に入れたら、冷えたときにパサパサだったり、カチカチ固かったりでまずかった……という経験があるはず。お弁当は冷えたあとの味見ができないので心配ですよね。お弁当でも冷凍ご飯をおいしくするためのテクニックを3つご紹介します。執筆者:ももせ いづみ時短生活ガイド冷凍ご飯をお弁当に入れると、パサパサしたり、固かったり、くさみが気になっておいしくない、と思う方も多いのでは冷凍ご飯は、チンした直後はおいしいのですが、お弁当箱の中で冷えるとパサパサしたり、固くなったり、独特のくさみが出てしまったりすることがあります。スープジャーはご飯の持ち運びにも便利。冷凍ご飯も温かいままならおいしくいただけます専用容器にご飯を詰めて冷凍し、そのまま加熱して保温容器にセットすれば、お弁当になる、THERMOS(サーモス)の「保温ごはんコンテナー」。冷凍ご飯も炊きたてご飯のように持ち運べます