ザックス エアリス 関係
バノーラでジェネシスとの決戦に臨み一度目の決着をつけた後、彼の本当の望みを知り、再度対決してついにジェネシスを倒す。ラザードの最期を看取った後、バカリンゴを食べてジェネシスの長年の夢を叶えた。そしてもう一体のアンジール・コピーが届けたエアリスの手紙を読む事でニブルヘイム事件からの月日を4年と誤解して再度ミッドガルへと向かうこの時点で事件から5年が経過しているが、ザックスが4年と誤解した理由は、エアリスが書いた手紙(89通目)が1年越しでザックスの元に届いたためである。このことは、エアリスの残りの88通の手紙をツォンが預かっていることに対しての「不良郵便屋、一年越しの仕事だぞ、と」というレノの発言でも確認できる。 『FFVII』ではクラウドが「ジェノバ細胞」の影響で作り出した「過去のクラウド」の正体として登場し、序盤のエアリスやゴンガガに到着した際のエアリス・ティファの発言に伏線があるものの、後半のクラウドの回想で初めてその存在が明らかになる。また、この時点で既に故人であり、回想シーンにのみ登場する。 『FFVII AC』では、前述通りクラウドによって墓標として立てられている。それに至るまでの経緯と理由は不明だが、これ以降のクラウドは「合体剣(合体させた際にバスターソードとほぼ同様の形状を持つ)」のベースであるファースト剣を使用するようになった。『FFVII ACC』後には、綺麗に整備され、スラムの教会に移動・安置されている。 © 2020 全力アダ部 All rights reserved. 神羅兵の殲滅はかなわず致命傷を負ったザックスは這い寄ってきたクラウドに自分の分まで生きるように言い残し、バスターソードを託し永眠した。この時のクラウドは若干朦朧とした状態であると分かるが、ザックスの死を悟った後に正気になり立ち上がってミッドガルへ歩き出す。その後にザックスはアンジールの思念に迎えられて星へ還った。 クラウド・エアリス・ザックスの関係性 原作でのザックスにおいてはその描写が極端に少なく、最初はエアリスの情報から「ソルジャー・クラス1st」というくらいしか、情報がありませんでした。 後に『FFVII インターナショナル』でクラウドと共に宝条博士の人体実験を受け逃亡、その後神羅兵によって射殺されるエピソードが描かれ2人の関係にスポットが当てられた。『FFVII AC』にもクラウドの回想シーンや幻で登場し『作品の並びは作品の発売日順ではなく、ソルジャーになるために13歳で家を飛び出し、『2ndの時はソルジャーの指導者であった1stアンジール・ヒューレーと共に活動した。アンジールとの訓練の後、行方不明となった彼の親友であるソルジャー1stのジェネシスの代行として、ウータイ戦役終結の任務をアンジール(とセフィロス)と共に任された。ウータイの掌握ウータイ戦役が終結を迎えてしばらく後に、ザックスは1stに昇進したが、その直後にセフィロスと共にアンジール、ジェネシスの抹殺を命じられる。その途端にホランダーの放ったジェネシス・コピーによる奇襲に遭い、コピー達を一掃する中でレノ、ルード、そしてシスネと出会うその後ジェネシスの行方を調べるためモデオヘイムの調査に入り、その中で任務に同行していたクラウドと知り合う。魔晄採掘跡地でジェネシスとホランダーを発見し、ホランダーの追跡を後から来たクラウドに命じてジェネシスと戦う。ジェネシスを倒した後、ジェノバプロジェクトGの真実とアンジールがそのプロジェクトの唯一の完成体である事が明かされ、自分のコピーを取り込み暴走したアンジールを倒し、消滅寸前の彼からバスターソードを受け取る。 世界各地で魔晄炉異常が発生する。うちのひとつであるニブル魔晄炉でジェネシスと遭遇し、ジェノバプロジェクトの真相とセフィロスの出生の秘密を知る事となる。クラウドの負傷により一度宿に戻ったザックスは今までの出来事からやりきれない気持ちになったが、目覚めたクラウドの何気ない一言ニブルヘイム事件の後、神羅屋敷でセフィロスコピー実験を受けたザックスはジェノバ細胞を埋め込まれ原因不明の昏睡状態に陥り4年後に目覚める。実験用のビーカーが割り一旦脱走する。実験は一般的な人間には肉体の強化作用があるが、彼は既にソルジャーであったために細胞が変質しており体力が低下してしまった。脱出後すぐ神羅兵に見つかり戦うが、その後体力回復の為に再び実験施設の神羅屋敷に戻る。ここでクラウドをソルジャーの服に着替えさせる。これはクラウドの症状を魔晄中毒と判断し魔晄漬けの一般兵の制服を着たままでは快方に向かわないと思ったため。エアリスの伝言を見つけミッドガルへ向かう途中タークスのシスネに発見されるが、彼女は任務のターゲットがザックスと知ると抹殺・捕獲せず逃走用のバイクを与え助けた。逃走中、4年前と同じ姿のジェネシスに遭遇し自分達がプロジェクトSの実験を施された事を知る。 スポンサーリンク 今更ですが、  スポンサーリンクもくじ前回記事で、クラウドの中のジェノバ細胞が「感情」を読み取ったのか検証してみましたが、これに付随して、主人公クラウドと深い関わりのある物語のヒロインのエアリスが誰を好きなのか、考察してみます。これはもう言うまでもなく、正真正銘のソルジャー・クラス1stで、クラウドの親友でもあります。原作でのザックスにおいてはその描写が極端に少なく、最初はエアリスの情報から「ソルジャー・クラス1st」というくらいしか、情報がありませんでした。原作ではゴンガガ村でエアリスと会話をして初めて彼女の口から「ザックス」の名前が出て、エアリスの初恋の相手がザックスだったことが判明します。(この会話で「女の子が大好き」な性格なことも判明)後にCCFF7で主人公を張ったザックスも、原作の時にはほとんど出番がなかったんですね。しかし後に発売された関連作品のCCFF7では、強く明るく、夢と誇りを持ち、仲間想いで、女の子大好きながらもエアリスとも親交を深め、まさに物語のTHE・主人公的な性格として描かれていました。エアリスの初恋の相手は、そんな素敵な男性だったと、CCで初めて判明したのです。 話を戻して、もちろんリメイク版でもその設定は同様でした。みどり公園での会話で初恋の人の名前をクラウドから聞かれた時、エアリスは「ザックス」と言っているような口の動かし方だったので、リメイク版でも確実ですね。(肝心のクラウドは、ジェノバ細胞の影響でザックスから聞いていた経験から元ソルジャーという肩書を名乗っていたため、ジェノバ細胞が拒否反応を起こしたのか、「ザックス」の名前は聞き取れませんでしたが…)CCではザックスとエアリスは良好な関係を築き、ザックスが行方不明になった後もエアリスは少なくとも4年間は89通もの手紙を書いたくらい、一途にザックスを想い続けていました。相手が読むかもわからない手紙を、17歳から4年間、89通も書き続ける…。エアリスにしてみれば、少し遅めの初めての恋だったので、そう簡単に忘れることができなかったのかな、とも思えます。まさしく、さて、エアリスの初めての恋から5年。FF7本編において、と、私は認識しています。初恋の人ザックスに似ている、という理由で最初クラウドのことが気になり、一緒に過ごす内にクラウド自身のことが好きになっていったのだろう、と。まぁ、あくまで原作FF7は「星の命」がテーマのRPGゲームなので、主人公と誰がくっついた、という所に重点は置いておらず、そのためにFF7主要女性キャラではとはいえ、(原作ではおまけキャラのユフィはともかく)エアリスもティファもクラウドのことが好きだったことは、間違いないでしょう。私は原作をプレイした当時からなんとなく、「エアリスはクラウドのことが好きなんだなぁ」と感じていたのですが、大人になって改めて根拠を考えてみました。原作FF7解説本の解体真書にはシナリオごとに特定キャラのショートストーリーが載っており、ゴンガガ村のページでは、エアリスの気持ちが書かれています。   既にゴンガガ村で、エアリスは自分の気持ちを自覚していたようです。きっかけは初恋の人・ザックスでも、次第に「クラウドが好き」と思うようになったのです。   忘らるる都へ単身行く前のクラウドへの気持ちは、とても胸を抉ります。好きな人がこれ以上壊れてしまわないように、エアリスがクラウドを本当に大切に思っていたことが窺えます。 …が、前回記事にもあったように、原作での見所のひとつ、ゴールドソーサーでのデートイベントもわかりやすいかなと思います。エアリス・ティファ・ユフィ・バレットの4人の内、それまでの会話選択肢で好感度が高いキャラとデートができるイベントです。ただし、 では、ゴンドラでの有名なエアリスとの会話です。  これは、ジェノバ細胞の影響で創り出された”幻想のクラウド”の中に、まさしく初恋の人だったザックスを見ている、と言うことですね。  この否定の言葉で、エアリスが今、誰を見ているかがわかります。はじめはクラウドを通してザックスを見ていたけれども、今はクラウド自身を見ている、ということです。  これもまた意味深な言葉であり、今ではエアリスの代名詞とも言える有名な台詞です。子どもの時は単純に「エアリスはセトラだからクラウドが偽人格だって気付いてた!?」と思っていたのですが、よくよく考えてみればセトラにそんな能力があるのかは不明だし、更にエアリスはクラウドが偽人格だとわかる前に亡くなっているので、クラウドの秘密を知る由もありません。しかし、おそらくエアリスもシド同様にクラウドのチグハグさに気付いていたのでは?と思います。クラウドが竜巻の迷宮で行方不明になった後、シドが言ってるんですよね。  この時のメンバーでは一番遅くに加入したシドでさえ、クラウドに対して違和感らしきものを感じていたのだから、物語冒頭に出会ってから古代種の神殿まで一緒に冒険していたエアリスなら、尚更シド以上にクラウドに何かしらの違和感を感じていたでしょう。しかし、クラウドに恋をしていたからこそ、彼に違和感を感じても、エアリスはのだろう、と私は思いました。“幻想のクラウド”に違和感を感じても、“本物のクラウド”を探したいと思い、更に“本物のクラウド”を受け止めたいと思っていなければ、 つまり、原作の演出だとエアリスもティファもユフィもクラウドにはっきりと「好き」だと言ってはいませんが、それぞれのデートイベントをこなせば、ここからが、2018年に行われていた『FINAL FANTASY 別れの物語展』。これは、FFシリーズが創られてから30周年の年に「別れ」をテーマにした展示会です。FFファンの方なら会場に足を運んだ方も多いのではないでしょうか。この時に、FF7のシナリオを担当されている野島氏書き下ろしによる、エアリスの遺したメッセージがありました。明確にエアリスから誰に向けてなどの説明はなかったですが、私はこの台詞を見ると、大半はエアリスからクラウドへ向けての言葉としか考えられませんでした。以下、メッセージの一部抜粋です。  私はこの台詞で、としか考えられなくてですね…。ザックスはエアリスの初恋相手なんだから、「古い恋」があるなら「新しい恋」なわけないですし。そこに確かにあったはずのザックスへの恋心が、段々とクラウドへと向けられていることに、エアリス自身が罪悪感のようなものを感じていたことがわかる、非常に切ない台詞だと受け取りました。  これは明らかにザックスのこと…!この文面だと、迷いながらも結局はザックスのことを訊けずにいるニュアンスに見えます。CCではザックスが命を落としたことを察知したような描写がありましたが、原作では最期までザックスの詳細を知らずにいたエアリス。どちらの設定を引き継いでいるにせよ、もし訊いてしまったら、ザックスに二度と会えなくなると心のどこかで確信めいたものがあったのかもしれませんね。訊かなければ、いつかどこかで会えるかもと、淡い希望をいつまでもずっと持っていられますし…。  ザックスとの辛い別れを既に経験したエアリス。そんなエアリスがクラウドとの出会いに戸惑いながらも、一緒にいられて嬉しい気持ちが伝わってきます。  悔しい!が可愛い(笑)クラウドへの気持ちを自覚して、エアリス自身もその気持ちを持っていてもいいんだと認めたのでしょう。ザックスへの恋に終わりを告げて、クラウドへの新しい恋が始まったことが窺えます。 これらメッセージは一部ですが、リメイクの制作発表がされたのは2015年ですから、野島氏もリメイク版を考慮しながらのエアリスの言葉だったのだろうと思います。野島氏書き下ろしのこのエアリスの言葉で、クラウドを好きになったエアリスの恋心の変遷が原作よりもわかりやすく表現されましたね。私も『別れの物語展』でのこのエアリスのメッセージを考えてみて、「あ、やっぱりエアリスってクラウドのこと好きだったんだよね」と、改めて確信できました。ここからは完全に蛇足ですが、上記のエアリスのメッセージをリメイク版で振り返ってみます。ザックスと同じ出会い方で、教会で再会を果たしたクラウドとエアリス。ザックスへの恋心をスッパリ忘れていたわけではないけれど、ザックスに似ているクラウドのことが気になってしまったことが、  に、繋がるのではないでしょうか。この後、伍番街スラムのクエストを全部こなせば、エアリスとのExチャート「花と語りて」イベントが起きます。花の声がもう少しで聞こえそうなんだけれど、あと一歩届かなくて、だから聞こえないと言うエアリス。 クラウドは純粋にエアリスが前向きな性格に見えたから、こう言っているのでしょうが…。私はこの台詞で、  を思い出しました。ザックスのことを訊こうかどうしようか迷いながら、結局はいつも訊けずにいたであろうエアリス。真実を知りたいけど知るのが怖くて、あと一歩勇気を出せば訊くこともできたのに、結局はいつも諦めてしまっていたのかな…と。だけど、この日は頑張ったんですよね……クラウドは鈍感だからわかっていなかったけど。 場面は変わり、夜中に家を抜け出したクラウドがエアリスに抜け駆けを食らって、陥没道路を進んだ後。夜中のみどり公園では、とうとうエアリスからザックスの話題を切り出します。原作でも同じ切り出し方でしたが、上記のザックスへの想いを踏まえると、こんな切り出し方でもエアリスにしてみればとても勇気の要った発言だったことがわかります。これまで5年間、同じ目をしたソルジャーらしき人を見かけても、ザックスのことを訊いてみようか迷ってばかりで訊けずにいたのが、この日初めて、クラウドには訊けたのです。そしてクラウドからその人の名前を聞かれた時、時間で言えばほんの一瞬でしたが、一度前を向いて息を呑んだ後に、意を決して「ザックス」と言ってるんですよね。クラウドはザックスの名前を聞けずに頭痛を起こしてしまいますが、それでも上記の台詞を考えると、エアリスにはとても大きな一歩だったように思えます。そしてエアリスは、ザックスと同じ目をしたクラウドにザックスは元々女の子好きの明るい性格なので、当時17歳だったエアリスに  と、逆にザックスの方からエアリスの顔を至近距離で見つめてしまうくらいでしたが、ザックスと全く同じ言葉ではありますが、クラウドはエアリスから顔を逸らしながらです。ザックスと違い、精神年齢16歳で恋愛経験もほぼ無いであろうクラウドなら、ごく自然の反応です。同じ言葉をかけても、返って来る反応は正反対なザックスとクラウド。クラウドは確かに手の動かし方や仕草はザックスにそっくりだけれど、やっぱりザックスとクラウドは別人なんだと、エアリスはこの会話で改めて痛感したのではないでしょうか。最後は、私はこのエアリスの台詞、まさにこの言葉通りだと受け取りました。5年もの間ザックスへの気持ちが迷子だったエアリスが、彼に似ているクラウドに出会って初めて、彼の話題を切り出すことができたのです。加えて、ザックスとクラウドは全くの別人でありながら、クラウドのことが気になるのも事実で。だからこそ、前を見ようと思えるようになったのかな、と。いきなりザックスへの気持ちを全部割り切るなんてことはできなかったでしょうが、少しずつ前を向けるきっかけになったのだったのだろう、と個人的に感じた会話でした。後半長くなってしまいましたが、FF7のヒロインであるエアリスが誰を好きだったか、考察してみました。だと、私は認識しています。原作をプレイしていれば、ヒロイン枠のエアリスやティファがクラウドに気持ちが向いているのは、明らかでしょう。それに加えて、野島氏書き下ろしのエアリスのメッセージもあり、エアリスがクラウドへと段々気持ちが傾いていったのは明白です。…というのを踏まえると、原作通りの展開になれば余計に忘らるる都でのイベントを見るのが怖くなりますが…。それでも、続編は楽しみです!    スポンサーリンクCATEGORY 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