アロンソ インディ 2020
2度のF1王者であり、ル・マン24時間レースでも2度勝利を上げているフェルナンド・アロンソは、2020年のインディ500にアロー・マクラーレンSPから出場する。 なお今季のインディ500は新型コロナウイルスの影響を受けて、当初予定だった5月から8月23日へと開催が延期されている。 F1モナコGP、ル・マン24時間レース、そしてインディ500。グラハム・ヒル以来ふたり目のトリプルクラウン達成という偉業を目指して、アロンソはインディ500へ3度目の挑戦に挑もうとしている。 そして6月30日、アロー・マクラーレンSPはアロンソの乗るマシンカラーリングを公開した。 F1参戦中だった2017年、アロンソはモナコGPを欠場しインディ500に初出場。ホンダエンジンを搭載するアンドレッティ・オートスポートのフルバックアップの下、予選を5番手で通過し、決勝ではリードラップを27周するなど、エンジントラブルでリタイアするまでトップ争いを繰り広げた。 2018年を最後にF1の舞台から離れたアロンソは、2019年に2度目のインディ500に挑戦。この時は、カーリンと技術提携を結んだマクラーレンの独自チームとしてエントリーしたが、予選落ちに終わっていた。「インディアナポリス500でレースを走るクルマをようやく見ることができて、とても嬉しい」とアロンソはコメントし、更にチームへの信頼を語った。「カラーリングを公開するのにはいつもより長く待たないといけなかった。だけどこれはもうすぐインディアナポリスでエンジンに火が入れられることも意味している」「アロー・マクラーレンSPには競争力があると、僕は確信している。チームには適切な経験があり、優れたスタッフや素晴らしいリソースがあるんだ」 またアロー・マクラーレンSPの共同オーナーであるサム・シュミットは次のようにコメントしている。「2017年、フェルナンドは彼がこのレースに参加できるだけではなく、勝利に向けて戦うことができると証明した」「このカラーリングは素晴らしい。すべてのアロー・マクラーレン・SPのエントリーのカラーデザインを維持しつつも、(スポンサーの)Ruoff Mortgageのカラーを表現している。今までのエントリーとは違っているため、ファンにとっては見つけやすいだろう」 写真:: Arrow SPM写真:: Arrow SPM写真:: Arrow SPM写真:: Arrow SPM ザナルディ、事故後2度目の手術「神経学的な観点からは依然として深刻な状態」ディクソン、圧巻の開幕連勝。佐藤琢磨10位:インディカー第2戦GP・オブ・インディ 2度のf1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソが、2020年の第104回インディアナポリス500マイルレースに、アロー・マクラーレンspからスポット参戦する事が正式発表された。今年のインディ500は、5月24日(日)にインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(ims)で開催される。 勝てるのはマクラーレンSPではなくアンドレッティ。そう考えるのは至極妥当だ。2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソが、2020年のインディアナポリス500マイルレースに、強豪アンドレッティ・オートスポーツから参戦する可能性が高まっている。トリプルクラウン=F1モナコGP、ル・マン24時間レース、インディ500の3冠制覇に野望を燃やしてきたアロンソは、過去2回に渡ってマクラーレンと協力し、伝統のハイスピード・オーバル戦にエントリーしてきたものの、3回目の挑戦ではF1でのキャリアに終止符を打った英国の名門チームではなく、アメリカンモータースポーツの伝説的チームからの出走を望んでいるようだ。強豪アンドレッティ・オートスポーツのチーム代表を務めるマイケル・アンドレッティはRACERとのインタビューの中で「まだ契約までは至っていないが、なかなか良い感じで交渉が進んでる」と語り、アロンソとの話し合いが順調に推移している事を認めた。「問題となっているのは資金だ。私はそのための手段を考えなければならない。スポンサーを見つける事は出来るだろうが、確定しない状態のままにサイコロを振ってサインをし、資金援助を受けることを望むべきだろうか? フェルナンドとの仕事は本当に楽しいし、私としてはそれを実現したいと思っている」アロンソはマクラーレン・ホンダ時代に初めてインディ500に参戦。その際は、佐藤琢磨と同じアンドレッティのマシンを駆り印象的なパフォーマンスを残したものの、マクラーレン・ホンダ解体後の2度目のインディ500ではカーリンと技術提携したマクラーレンから出走。無残にも予選敗退を喫し、決勝レースへの出場すら叶わなかった。アロンソ自身が認める通り、世界3大レースの内、もっとも制覇するのが難しいのがインディ500だ。マシン性能と運、そして絶対的なドライビングテクニックなくして、超高速オーバルの栄冠を手にする事はできない。今季はマクラーレンがシュミット・ピーターソン・モータースポーツと提携して新たにフル参戦を果たすため、当該チームから出走するのが流れではあるものの、優勝できる可能性は低い。アンドレッティは今年、計5台ものマシンをインディ500に参戦させるため、データ量で他を圧倒する事になる。マクラーレンのザク・ブラウンCEOは当初、レギュラーのパトリシオ・オワードとオリバー・アスキューに加えて3台目のマシンをインディ500にエントリーさせる事に積極的な姿勢を示していたが、RACERが伝えたところによれば、アロンソのアンドレッティからの出走を容認しているようだ。 日本人初のF1チーム現場監督に抜擢された小松礼雄が明かすF1の世界 アロンソはマクラーレン・ホンダf1に在籍していた2017年に、ホンダエンジンを積むアンドレッティから初めてインディ500に参戦。 ルーキーながらも、度々リードラップを刻む活躍を残したが、終盤に差し掛かる前にエンジンブローでリタイヤを強いられた。 フェルナンド・アロンソの2020年インディ500参戦に関して、様々な憶測が飛び交っている。そんな中で、アロー・マクラーレンSPの共同オーナーであるサム・シュミットは、アロンソを自身のチームで走らせることに関心があることを認めたが、未だ接触をしていないと語った。 アロンソは2017年、ホンダエンジンを搭載するアンドレッティ・オートスポートからインディ500に参戦。予選を5番手で通過し、決勝ではリードラップを27周するなど、エンジントラブルでリタイアするまでトップ争いを繰り広げた。 2019年に2度目のインディ500挑戦をした際にアロンソは、カーリンと技術提携を結んだマクラーレンの独自チームとしてエントリー。その際はシボレーエンジンを搭載したマシンを走らせたが、結果は予選落ちに終わっていた。 2018年を最後にF1の舞台からは離れているアロンソだが、彼は2015年からの3年間、マクラーレン・ホンダのドライバーとしてレースを戦っていた。しかしながら、アロンソはホンダ製パワーユニットを公然と批判。2019年にシボレーエンジン車でインディ500に挑戦したのも、そういった背景が無関係ではないはずだ。 そんな中アロンソは1月、F1時代にホンダ製パワーユニットを「GP2エンジンのようだ」と批判したことについて、後悔していると語った。さらに先日マクラーレンとの契約を解消したため、名門アンドレッティのマシンを駆ってインディ500制覇を狙うことが現実的なプランのひとつであると考えられるようになった。motorsport.comは、実際にアンドレッティ・オートスポートとアロンソが契約間近であるという情報をキャッチしていた。 しかし、ここへ来てアンドレッティとの契約締結に暗雲が垂れ込めているようだ。マクラーレンとの関係を解消したアロンソにとって、最後のハードルはホンダの承認であったはずだが、一説にはホンダ側がそれを拒否したという噂がある。motorsport.comが2月2日(日)にアンドレッティ、HPD(アメリカを拠点とするホンダの子会社)双方にコンタクトを取ったところ、どちらもそれについてコメントを控えた。 したがってアロンソは、やはりシボレー(イルモア)エンジンを搭載するチームからのインディ500参戦を検討しなければいけない可能性が高い。ただ、チームペンスキーは4台目のエントリーとしてインディ500を3度制したエリオ・カストロネベスをスポット参戦させる予定であり、エド・カーペンター・レーシングもコナー・デイリー、リヌス・ヴェーケイ、そしてチームオーナーのエド・カーペンターという3台体制で臨む予定だ。上記の理由から、マクラーレンとの契約を解消したとはいえ、アロンソの選択肢はアロー・マクラーレンSPからの参戦しかない、ということになりそうだ。 オーナーであるシュミットはmotorsport.comに対し、アロンソと接触はしていないと語りつつも、アロンソが歴史と伝統のあるインディ500に参戦することは、インディカー・シリーズにとって重要なことだと語った。「我々は今季、ふたりの若いドライバー(パトリシオ・オワード、オリバー・アスキュー)の潜在能力を最大限に発揮させることに集中する」とシュミットは語った。「インディ500の3台目のマシンについては何も決まっていないし、そもそもアロンソにアプローチできるようになるとは考えていなかった」「アロンソがインディ500でシボレーエンジンのマシンに乗ることになれば、それはシボレーにとって素晴らしいことだ。しかし彼が適切な機会ではないと判断すれば、それを断ることもできる」「アロンソは素晴らしい才能の持ち主であり、インディカーのファンも彼がインディ500で走るところを見たいと思っている。私はいちファンとしてそれを見たいし、彼は2017年に、適切な体制であればレースに勝つ力があることを証明した」「しかし今のところ、我々はパトとオリバーのことだけを考えている」佐藤琢磨直筆サイン入りキャップも! “豪華グッズ”プレゼントキャンペーン実施!アロー・マクラーレンSP、2020年インディカーを戦うマシンのカラーリング公開